2015Jun9
1才のお誕生日は、記憶に残る誕生日

1才のお誕生日は一升餅でお祝いをしましょう

1才のお誕生日は通常のケーキやプレゼント以外に、お餅を用いてお祝いをする風習があるのをご存じですか?
誕生日は、毎年一度やってきますが「一升餅」を用意して盛大にお祝いするのは、この「1才」のタイミングだけ。せっかくですので、ぜひとも一升餅を準備してお祝いしてあげましょう。
この「一升」は「一生」が由来。「一生食べ物に困らず、健やかに過ごせますように」と親の願いが込められています。

一升餅を食べる前にやる事。

せっかく準備した一升餅。すぐに切り分けたり、食べてしまうのはちょっと待って!

まずは、赤ちゃんの「力くらべ」を楽しみましょう。
その方法は二つ。「一升餅をかつぐ」もしくは「踏む」。

いったいどちらを行うのか?は、エリアによって差があるようですが、比較的かつぐ風習が多いようです。

かつぐ場合は、一升餅を風呂敷に包んで、ななめに赤ちゃんに背負わせます。
なんといっても、一升=約1.8キロ!これを1才の赤ちゃんが背負うのですから大変です!!

歩けても、歩けなくてもかわいいですよね。
ちなみに、地域によって
・歩けるとおめでたい
・歩けないとおめでたい(早く歩けてしまうと、親元を早く離れてしまうというような考えからのようですよ。まさに親心ですね)
と両方のケースがあります。

1才のタイミングだと、まだまだ歩けない赤ちゃんも大勢います。
いずれの場合も、「こんなに成長したんだ!」と我が子の成長を喜ぶ一日として楽しみましょう。

ちなみに一升餅ですが、最近は名入れのサービスや、料理などに使いやすいようにと小分けにした物も販売していますので、チェックしてみてくださいね。

一升餅と合わせて楽しみたい、将来を占う「選び取り」。

soroban
地域によっては「選び取り」という占い遊びをするところも。

子どもの目の前に「将来につながりそうなもの」を並べて、「どれを取るか?」と遊びながら将来を占います。
一般的で昔から伝わるものとしては「そろばん、お金、筆」など。
それぞれに、
「そろばん」・・・商才がある。
「お金」・・・お金に困らない、玉の輿にのる。
「筆」・・・文才がある。
などの意味があるといわれています。

でも、ママやパパの職業や子どもへの期待などと合わせて、色々置いてみても。
現代風に、「スマートフォン」などを置いて「IT業界?」なんて想像もきっと楽しいですね。

お料理やパーティーは現代風に?

お餅や選び取りは、あくまでも伝統的なお祝い方法。
やっぱりそれだけでは、ママとしては物足りない?!

最近は、100円ショップやリーズナブルなお店で様々なかわいい飾りつけグッズが販売されています。ママのセンスを100%活かして、お部屋やお料理をかわいく飾り付けてくださいね。

迷うのも楽しい!プレゼント選び


初めてのお誕生日!という事で、やっぱり悩むのはプレゼント選び。
子どもが喜ぶ笑顔が見たいから、本当に悩みますよね。

少しづつ興味関心の傾向が見えてきたお子さんも出てきたと思います。
・くちに入れても安全なもの
・形が変化するなどして、長く遊べるもの
というママならではの視点も大切に、プレゼント選びをしてくださいね。

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