- 2024-11-19
知的なイメージを持つ漢字を下敷きとして、男の子の名づけを考えてみましょう。
親が我が子に願うことは様々。「健康に育ってほしい」「多くの人に愛されてほしい」などに加えて、「賢い子に育ってほしい」と願う方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
「知」「智」がつく男の子名前
知恵、叡智などという熟語に象徴されるように、知性を象徴する代表格とも言える漢字。共に「ち」「とも」と読みますが、その違いは明確に定義づけられていないので、名字とのバランスや字画、好みで使い分けてみてください。
「知」は「かず」や「あき」と読ませることもできます。
- 知也/智也(ともや)
- 知樹/智樹(ともき)
- 知彦/智彦(ともひこ)
- 知史/智史(ともふみ)
- 知之/智之(ともゆき)
- 大知/大智(だいち)
- 英智(ひでとも)
- 知真(かずま)
- 智(さとし)
- 知志(ともし)
- 智洋(ともひろ)
- 智大(ちひろ)
「聡」がつく名前
「さとし」「そう」「あきら」などの読みがある「聡」という漢字は、「耳がいい」ということを出発点に「賢さ」のニュアンスが含まれるようになったと言われています。
日本が誇る天才・聖徳太子は、10人の言葉を聞き分けたことから「豊聡耳皇子(とよさとみみのみこ)」という別名がありました。相手の言葉をよく聞き、その意味を理解する…。「聡」という漢字には一方通行でない頭の良さが込められています。
- 聡(さとし/あきら)
- 聡太(そうた)
- 聡一郎(そういちろう)
- 聡介(そうすけ)
- 聡真(そうま)
「賢」がつく名前
賢者、賢人などという言葉に象徴されるように、知的なイメージを一発で与えられる漢字。意味もずばり、「学徳がすぐれかしこいこと」(大辞林第三版より)です。
読みは「けん」「まさる」「さとし」などが一般的。音の響きが硬質で、女の子にはあまり使われない漢字なので、男らしさやたくましいイメージも加えることができそうです。
- 賢(けん/まさる/さとし)
- 賢太(けんた)
- 賢介(けんすけ)
- 賢人(けんと)
- 賢一郎(けんいちろう)
- 賢太郎(けんたろう)
- 賢士(けんじ)
- 賢彦(まさひこ)
- 賢吾(けんご)
「秀」がつく名前
「ひで」「しゅう」などと読む「秀」は、他よりも抜きんでたことを意味する漢字。
実際「優秀」「秀才」など、頭の良さを喚起させる言葉に多く使われています。成績の評価として「秀」「優」「良」「可」を使う学校もありますが、「秀」は最上位です。
歴史上の人物から現代の有名人まで様々な人が使い、バリエーションも非常に多い名前です。
- 秀雄(ひでお)
- 秀樹(ひでき)
- 秀幸(ひでゆき)
- 秀和(ひでかず)
- 秀一(しゅういち)
- 秀一郎(しゅういちろう)
- 秀介(しゅうすけ)
- 秀斗(しゅうと)
- 秀明(ひであき)
- 好秀(よしひで)
その他にも、
- 「規」「則」「範」「律」ルールに忠実なイメージ
- 「慧」「諭」「哲」(さとし)、教える・理解するなどの意味
- 「優」「英」優れたさまを表現する
など、男の子に知的なイメージを与えるのに適した漢字があります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。