- 2024-11-19
ひらがなの名前は、女の子ならではのものですよね。今回は「3文字」のひらがなの名前をご紹介します。
もともと平安時代に漢字を崩す形で書かれるようになった表音文字のひらがな。
授業でも習う紀貫之は女性に扮してひらがなで「土佐日記」を書いたことでも知られ、元来、ひらがなは女性特有の文字でもあったのです。
漢字と違って読み間違えることがなく、意味を複数もたせることもできます。
文字そのもののやわらかい印象もあり、女の子にはぴったり。
定番のひらがなの名前
・しずか
言葉そのままに、静かな、おしとやかな印象の名前。歴史上にも「静御前」という人もいますね。
・しのぶ
漢字で「忍」から、忍耐力をイメージする言葉です。漢字では男の子の名前にもあるので、中性的な印象もあります。
・まどか
漢字では円とかき、「丸くて欠けたところのない様」「穏やかな様子」を表す言葉です。
・さやか
語感からさわやかな印象もあり、古語では「はっきりとした」という意味を持ちます。
・しおり
本に挟む「栞」の印象もありますが、「道しるべ」という意味もある言葉。自分や周りの人を導けるように、という思いも込められます。
和を感じさせるひらがなの名前
・あかね
「茜色」は「茜空」という言葉もあるとおり、夕焼けのような赤い色を指します。日本に古くからある色で太陽の明るいイメージもありますね。
・ちとせ
長い年月を表す「千歳」をひらがなで。「千歳飴」などにもある演技のいい名前です。
・みやび
漢字では「雅」とも書く、気高さや優美さ、正しさを表す言葉です。高貴な印象もありますね。
花のイメージのひらがなの名前
・かすみ
白い可憐な花を咲かせるかすみ草をイメージするかすみちゃんもかわいらしいですね。漢字もあてやすいですが、ひらがなも素敵です。
・さくら
日本の花といえば、の桜もひらがなでもかわいらしい名前です。
・すみれ
道に咲くちいさなすみれ。漢字では「菫」と少し難しいので、ひらがなを選ぶと印象がぐっと変わります。
・ひまり
「ひまわり」からイメージされやすい「ひまり」ちゃんも定番になりつつあるかわいい名前。明るく元気な印象がありますね。
あたたかさを感じるひらがなの名前
・あかり
光の明るさを指す言葉で、明るさや元気さ、まっすぐなイメージもあります。漢字もあてやすいですが、ひらがなも候補の一つに。
・こはる
ふんわりしたイメージと優しいあたたかさを感じるこはるちゃん。「小春」という言葉は秋を指しますが、「春」のイメージも強くひらがなだと春生まれの子にもつけやすいですね。
・のどか
「心がくつろいでいる様子」を表す言葉で、喧騒から離れた、里山のゆったりとした雰囲気をイメージさせます。人をゆったりした気持ちにさせる子に、という願いも。
・ひなた
あたたかい日差しが降り注ぐような場所をイメージするひなたちゃんも人気。
・ほのか
言葉としては「明瞭でない」という意味ではありますが「慎ましさ」を感じる、やわらかい印象の言葉です。漢字では一文字ずつあてることが多いので、画数が多くなりがち。ひらがなだと読みやすくやわらかい印象になります。
いかがでしたか?
ひらがなの名前もバリエーションがたくさん。
いろいろな意味も込められるので、漢字ともう一つのパターンとして考えてみるのもおすすめです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!