- 2026-4-10
マタニティフォトの料金は、スタジオやプラン内容によって大きく変わります。実際の相場はどれくらいなのでしょうか?
スタジオごとにプラン内容や価格の設定形式が異なるため、一見するとわかりにくいですが、全国の撮影プランを分析すると、マタニティフォトの料金は2〜4万円が中心で、平均はおよそ3万円前後というのが実態です。
ただし、この金額はあくまで目安であり、プランの仕組みを理解せずに選んでしまうと、満足の行く撮影にならないことにもなりかねません。
当サイトphotoHugでは、全国のスタジオ約350件・撮影プラン1,524件のデータを分析し、料金の分布やプランの特徴を整理しました。
この記事では、マタニティフォトの料金相場から、安いプランと高いプランの違い、失敗しない選び方まで詳しく解説します。
マタニティフォトの料金相場
マタニティフォトの料金は、2〜4万円が中心で、平均は約3万円前後となっています。
当サイトに掲載されている撮影プラン約1500件を集計すると、価格分布は下図の通りで、2〜4万円の価格帯が最も多く、全体の約44%を占めています。
初めてマタニティフォトを検討する場合は、3万円前後を一つの基準として考えると選びやすいでしょう。

どこで撮影する?スタジオ撮影が主流の理由
マタニティフォトは、どこで撮影するのが良いのでしょうか。
結論からいうと、多くの場合はスタジオ撮影が選ばれています。
マタニティフォトはお腹を見せる撮影が多いため、天候や周囲の視線を気にする必要がないスタジオの方が、安心して撮影しやすいのが理由です。
また、スタジオには衣装や背景が用意されていることが多く、撮影に慣れていない方でもスムーズに進めることができます。
結婚式の前撮りではロケーション撮影も人気ですが、マタニティフォトの場合は、体調面や安心感を考えると、スタジオ撮影が無難といえるでしょう。
もちろん、カメラマンに自宅へ来てもらう出張撮影という選択肢もあります。実際に暮らしている空間で撮影することで、「赤ちゃんが生まれる前の思い出」として残せるという魅力もあります。
料金タイプは大きく2種類ある
スタジオによってプラン料金の見せ方が異なっている点は、注意が必要です。ざっくりわけると、2つのパターンに集約されます
- ①一式料金形式:57%
- ②基本料金+オプション料金形式:40%
- ③商品代別形式:3%
①まとめての一式料金(約57%)
マタニティフォト撮影一式で3万円、4万円といったシンプルなプランです。撮影からデータまでがセットになっています。価格が明確で、スタジオやカメラマンに撮影を依頼するのが初めての方でも、安心して選びやすいです。
現在もっとも多いのがこのタイプで、料金のわかりやすさという点ではバランスが取れています。
- 料金がわかりやすい
- 追加料金が少ない
- 初めての人向け
この一式のプランの場合でも、リアルなアルバム作成などのオプションは、別料金になるケースも多いです。
② 基本料金+追加料金(約40%)
次に多いのがこのタイプです。撮影料は比較的安く設定され、追加のオプションによって料金が増えていくタイプです。土日料金や、カットの追加、衣装やヘアメイクなどが別料金になっていることが多く、最終的な支払い額はそれなりの金額になります。
一見すると安く見えるため選ばれやすい反面、内容をよく確認しないと、思ったより高かったということになります。1つ1つのサービスをつけるつけないを自分で選びたい人には、良い形式です。
- 基本撮影料は安い
- カット追加で増える
③ 商品代別
撮影料が無料または低価格に設定されている一方で、アルバムや写真商品の購入が必須となるプランです。初期費用は安く見えますが、最終的には5万円以上になることも珍しくありません。ただ、最近は、データ納品が当たり前になったこともあり、この料金形式のプランは少数派になりました。
- 撮影料無料(ないし低価格)
- アルバム等の物品購入が必須
③は、②の基本料(撮影料)が無料のパターンと捉えることも出来ますので、結局大きくは、①と②の2パターンになると言っていいでしょう。
結婚式の前撮りなどの経験者で、自分に必要なものを選んで組み合わせたいという方は、基本料金+追加料金形式、良さげなプランをわかりやすくという方は一式形式が良いでしょう。
このように料金タイプの違いを理解しておくことで、最終的な金額のイメージがつきやすくなります。
相場やプランの違いをふまえて、自分に合ったスタジオを探してみましょう。
▶ マタニティフォトスタジオを探す
安いプランと高いプランの何が違うのか?
料金の差は、主に「含まれる内容」によって決まります。
安いプランは、データのみのシンプルな構成で、カット数も少なめに設定されていることが多く、平日限定など条件が付くケースもあります。必要最低限の撮影を希望する方には十分な内容です。
一方で高価格帯のプランは、アルバムや台紙などの商品が含まれていたり、カット数が多く設定されていたりするほか、衣装やヘアメイクなども含まれることがあります。記念としてしっかり残したい方に向いている構成です。
つまり、価格の違いは単なる「高い・安い」ではなく、「どこまで含まれているか」の違いといえます。
もちろん、そもそものカメラマン、フォトグラファー個人の撮影スキルや、作品に仕上げるスキルが高く、その分の技術料が価格に反映されて、料金が高くなっていることもあります。
ただ、マタニティフォトの場合、広告写真やアート作品と違い、飽くまでも家族の思い出の話ですので、写真の良し悪しは、自分が気に入るかどうかで判断すれば良いでしょう。
マタニティフォトで失敗しないための用語解説
マタニティフォトのプランには、「カット数」や「レタッチ」など、初めての方にはわかりにくい用語が多く使われています。
特にマタニティフォトでは、妊娠中の限られた期間しか撮影できない特別な記念写真だからこそ、失敗しないように用語の意味を正しく理解しておくことが重要です。
ここでは、料金や満足度に直結する重要な用語を、マタニティフォトの視点で解説します。
カット数とは?思い出の残り方を左右する重要ポイント
カット数とは、最終的に納品される写真の枚数のことです。

マタニティフォトでは、お腹の見せ方やポーズ、パートナーとの撮影、家族写真など、さまざまなバリエーションで撮影が行われます。その中から選ばれた写真が、カットとして納品されます。
そのため、カット数が少ないと「違うポーズも残しておけばよかった」と後で後悔することにもなりかねません。予算の範囲で、いろいろなポーズで撮影して、思い出の幅を広げましょう。
また、1カットは単なる撮影データではなく、レタッチ(補正)を行った完成写真である点も重要です。
ここで重要なのは、カット数は撮影枚数そのものではないという点です。実際の撮影では、ポーズや表情を変えながら数十枚、100以上撮影され、その中から状態の良い写真が選ばれます。
そして選ばれた写真には、明るさや色味の調整、肌の補正などのレタッチ(画像補正)が行われ、仕上がった状態で納品されます。この「仕上がった1枚」が1カットです。
たとえば「10カットプラン」であれば、完成した写真データを10枚受け取れるという意味です。
レタッチとは?仕上がりの印象を大きく左右する工程
レタッチとは、写真の明るさや色味、肌の質感などを整える仕上げ加工のことです。

マタニティフォトでは特に、
- 肌の質感をきれいに見せる
- 体のラインを自然に整える
- 妊娠中の気になる部分をやわらかく補正する
といった調整が行われることが多く、仕上がりの満足度に大きく影響します。
スタジオによっては、レタッチの対象枚数が決まっていたり、追加料金が発生する場合もあるため、「何枚までしっかり補正されるのか」は事前に確認しておくと安心です。
カット数10枚とか、納品枚数が限られている場合は、その画像は基本的にレタッチ済みと考えて良いでしょう。逆に、レタッチ前の元画像を欲しいと言っても、カメラマンの考え方にもよりますが、断られると思います。
データ納品とは?今どきの主流スタイル
データ納品とは、撮影した写真をデジタルデータとして受け取れることを指します。以前は、印画紙に焼いた写真を何枚という世界でしたが、スマートフォンやパソコンに保存したり、SNSで共有したりできるため、現在ではデータ納品が主流です。
「データ付きプラン」と記載されている場合でも、カット数やレタッチ済みなのかどうかは、スタジオやプランによって料金も異なるので確認しましょう。
アルバム・台紙とは?
アルバムや台紙は、写真を「形」あるものとして残します。
マタニティフォトでは、出産前の記念として残す意味合いが強く、後からお子さんと一緒に見返す楽しみもあります。
データだけでなく、形として残したい場合は、アルバム付きプランを選ぶと良いでしょう。
冊子タイプのものや、台紙に複数枚の写真を並べてデザインしたものなど、スタジオやプランによって出来上がるモノ、表現がことなります。
思い出の一品になるように素敵なデザインにすることを売りにしているスタジオもあります。写真の技術にプラスして、モノにするデザイン力の世界です。もちろん、その分の費用が発生しますが、やはりリアルなモノを記念として残したい方には人気があります。
商品代別とは?最も注意したい料金構造
プランの料金で、商品代別、オプション代別というような表記がされている場合もあります。
撮影料金とは別にアルバムやデータの購入が必要になるプラン形式です。「撮影料無料」や「低価格」に見えることがありますが、実際には商品購入が前提となるため、最終的な費用は高くなるケースもあります。
マタニティフォトでは「思い出として残したい」という気持ちから商品を選ぶ方が多いため、結果的に予算を超えてしまうことも少なくありません。
料金を見る際は、必ず総額で考えることが重要です。
失敗しない選び方
まず前提として、マタニティフォトは、家族の思い出の1枚を残すという話ですので、写真を自分が気に入らないと意味がありません。そのスタジオの雰囲気、カメラマンのテイストが気に入るかどうかが1番だと思います。
その上で、現実的な話、妊娠している状態で行ける範囲にあるスタジオかどうか、予算が合うかどうか、日程が合うかどうかを踏まえて、どこに撮影を依頼するかを冷静に判断しましょう。
ポイントは、表示価格ではなく最終的な総額で比較することです。特に追加料金型のプランでは、基本料金だけを見て判断すると、後から費用が大きく膨らむ可能性があります。
また、プランに含まれている内容を確認することも重要です。カット数やデータの有無、商品が含まれているかどうかによって、満足度は大きく変わります。
さらに、土日料金やオプション費用など、細かい条件も事前に確認しておくと安心です。
料金が変わる要素
マタニティフォトの料金は、以下の要素によって変動します。結婚する際に、前撮りや式での撮影の経験がある方は、イメージしやすいと思いますが、料金はいろいろな要素で結構かわります。
- データの枚数
- カット数
- 衣装レンタルの有無
- アルバムの有無
- ヘアメイクの有無
- 土日・祝日の追加料金
- 撮影時間の長さ
同じスタジオでもプランによって価格が大きく変わるため、内容をしっかり確認することが大切です。
「安いと思ったら追加料金だらけだった」「商品購入が必須だった」「カット数が少なすぎた」などなど、後で後悔しないようにしましょう。
いずれにせよ、安さだけで選んでしまうと、カット数が少なかったり、必要なデータが含まれていなかったりと、結果的に満足度が下がることになりかねません。
マタニティフォトは一度きりの大切な記念撮影だからこそ、「価格」だけでなく「内容」と「総額」をセットで考えることが重要です。
よくある質問
マタニティフォトを初めて検討する方から、特に多く寄せられる質問をまとめました。
Q. マタニティフォトの料金はいくらくらいが相場ですか?
マタニティフォトの料金は、2〜4万円が中心で、平均は3万円前後が目安です。
ただし、プラン内容によって金額は大きく変わります。特に「一式料金」か「追加料金型」かによって最終的な総額が変わるため、表示価格だけでなく内容を確認することが大切です。
Q. 撮影のベストなタイミングはいつですか?
一般的には、安定期に入り、妊娠7〜9ヶ月頃(お腹がしっかり目立つ時期)が最適とされています。
ただし、体調には個人差があるため、無理のないスケジュールで予約することが大切です。
Q. どんな服装で撮影するのが良いですか?
お腹のラインがきれいに見える衣装が人気です。スタジオによっては衣装レンタルが含まれている場合もありますが、持ち込み可能なケースも多いため、自分のイメージに合ったスタイルを選ぶと満足度が高くなります。
Q.パートナーや子どもと一緒に撮影できますか?
基本的に多くのスタジオでも対応しています。ただ、撮影時間が増えたり、カット数の関係で追加料金が発生する場合があります。希望する場合は、予約時に希望を伝えてください。
Q. 予約はいつ頃すればいいですか?
人気のスタジオや土日枠は早めに埋まるため、1〜2ヶ月前を目安に予約するのがおすすめです。体調の変化も考慮して、無理のないスケジュールで計画しましょう。
お腹の露出の問題もありますが、天候に左右されるロケーションフォトは、控えた方が良いでしょう。
まとめ|料金を比較して自分に合ったスタジオを選ぼう
マタニティフォトの料金は、撮影方法やプランによって大きく異なります。事前に相場を把握し、複数のスタジオを比較することで、納得のいく撮影ができます。出来上がってくるものは、写真という作品です。その感じ方は、人によってさまざまです。家族の思い出の作品ですので、自分が素敵だなと思う感覚を大事にしましょう。
相場や料金の違いがわかったら、自分に合ったスタジオを探してみましょう。
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