- 2024-11-19
暖かくなって街のあちこちで花が咲き始める春。
そんな春に生まれる女の子なら、花の名前もピッタリですよね。
日本の春に咲く花はたくさんありますが、響きや由来から、女の子の名前につけたい「春の花にまつわる名前」をご紹介します。
春の名前の定番はやっぱり【桜】
やっぱり春の花といえば桜!
いろいろな種類がありますが、「桜」全体の花言葉は「精神の美」「優美な女性」。
女の子の名前にぴったりですよね。
そのまま「さくら」と読ませる場合も、いくつか漢字のパターンがあります。
- 桜
- 咲良
- 咲楽
- 咲来
- 朔良
- 朔楽
- さくら
「咲」は花が咲くイメージで「桜」という花とも相性がいいですね。
「朔」は新月を意味する言葉で、始まりや出発という意味を込めることができます。
また、「桜」を「おう」や「お」と読ませる名前もあります。
- 美桜(みお)
- 美桜里(みおり)
- 李桜(りお)
- 里桜(りお)
- 莉桜(りお)
「お」「おう」と読ませるとぐっと幅が広がりますね!
桃の節句で【桃】
「桃の節句」は女の子の節句。
「桃」の花言葉には「気立ての良さ」などがあり、やはり女の子の名前にぴったりの花です。
- 桃
- 桃子
- 桃絵(ももえ)
- 桃恵(ももえ)
- 桃香(ももか)
- 桃花(ももか)
- 桃華(ももか)
- 桃歌(ももか)
- 桃音(ももね)
「もも」の読みを活かして、別の漢字を使う名前も。
- 百花(ももか)
- 百歌(ももか)
- 百々子(ももこ)
- 萌々子(ももこ)
かわいい春の花と言えば【菜の花】
春に黄色い花を咲かせる菜の花は、明るい印象があります。
花言葉は「快活」「明るさ」。
元気に明るい子になりますように、という願いを込められます。
- 菜々(なな)
- 奈菜(なな)
- 菜那(なな)
- 菜子
- 菜緒(なお)
- 菜央(なお)
- 菜生(なお)
「な」の字がつく名前はバリエーションもあるので、組み合わせ次第でたくさんの名前が考えられますね。
響きがかわいい【あんず】
ピンクや白の可憐な花を咲かせる杏(あんず)。
果実も香りゆたかで、「アプリコット」という英名もかわいらしさがありますよね。
「あんず」「あん」のほかに「きょう」という読みもあり、名前に使いやすい漢字でもあります。
- 杏美(あずみ)
- 杏樹(あんじゅ)
- 杏寿(あんじゅ)
- 杏(あんず)
- 杏奈(あんな)
- 杏菜(あんな)
- 杏里(あんり)
- 杏璃(あんり)
- 杏梨(あんり)
- 杏子(きょうこ)
そのほかの春の花
ほかにも、春の花で女の子の名前にぴったりなものがありますよ。
- 菫(すみれ)
ひらがなでも、漢字でもかわいい「すみれ」ちゃん。
- 椿(つばき)
1月から3月頃に見頃を迎える椿は時期的には「春」というには少し早いのですが、「木へんに春」ということでそれほど違和感はないかもしれません。
日本古来からある花で、万葉集でも読まれているということもあり、日本らしさを感じる名前ですね。
ただ、花がまるごと落ちることから、縁起がよくないとする考え方もあるようです。元来は「松竹梅」のようにおめでたい花とされていたものですので、考え方次第ですが、木にする方は避けたほうがいいかもしれません。
- 花梨(かりん)
果実は秋になりますが、ピンクや白のかわいらしい花は春に咲きます。バラ科に属し、花言葉は「豊麗」です♪
- 蘭(らん)
「蘭」という漢字は、実は二種類の花を意味しています。
一つはおそらくみなさんが「蘭」といって一番に想像する洋蘭など、ラン科の植物の総称。胡蝶蘭やカトレアなど、華やかなイメージですよね。蘭全体としての花言葉は「美しい淑女」「優雅」と、女の子の名前にぴったり。
一方で、日本・中国で古くから親しまれているキク科の「フジバカマ」という植物を指すことも。論語で書かれた「蘭」というのはこちらを指しており、日本でも和歌などで多く詠まれています。
名前にしたい春の花がたくさん♪
いかがでしたか?
3月から5月頃までに咲く花を中心にご紹介しました。
春は芽吹きや出発、スタートを感じさせる季節。
そんな「春」らしさを感じる名前は、
決して春生まれでなければつけられないという名前ではありません。
ぜひ参考になさってくださいね。