- 2016-6-21
妊婦のみなさん、メヘンディアートって知っていますか。日本ではインスタントタトゥとして浸透していますが、インドや中近東で昔から伝わる伝統文化なのですよ。このメヘンディアートとってもおしゃれでエキゾチック! しかも体にやさしいヘナを使っているので妊婦さんのお腹に描いても大丈夫! ぜひぜひマタニティフォトの思い出にメヘンディアートにトライしてみて! 今回はメヘンディアートを自宅サロンで開いているGalay Lagaana(ガレイラガーナ)に密着してきました。
フォトハグでは、全国のマタニティフォトの撮れるフォトスタジオをご紹介しています。
マタニティフォトが気になる方は、お近くのエリアのフォトスタジオを見比べてみてくださいね♪
◆お話を伺ったサロン◆
Galay Lagaana(ガレイラガーナ)
サロン名はヒンディー語で「ぎゅっと抱きしめる」という意味。この言葉のようにお客様が癒しの時間を過ごしていただけると嬉しいです。
【場所】東京都江戸川区。JR総武線新小岩駅、都営新宿線船堀駅利用
【時間】平日:午前10時から午後1時まで、日曜日:お休み、土曜日:応相談
メヘンディアーティスト
やさしいオーラを放つ「るみちさん」。国際結婚をしている2児(10歳&5歳)のママさんです。インド映画大好き。子どもの手がかからなくなったら、またインドに行って映画を観たいと計画しています。
るみちさんがメヘンディアートを始めたきっかけは?
「メヘンディ」を初めて体験したのは、20代の頃南インドに旅行した時でした。ヘナが肌にのった瞬間、ひんやりとした感触とその芳しい香りにノックアウトされました。またメヘンディが進むにつれて段々と眠気が襲い、なんともいえない心地良さを感じました。出来上がったデザインに感動したのは言うまでもありません。その後結婚・出産を経て、何気ないきっかけからメヘンディを始めることになり、独学で習得。2009年6月に自宅でサロンをオープンし、現在に至ります。
マタニティママや赤ちゃんを守ってくれるメヘンディ
メヘンディアートとは?
「メヘンディ(ヘナタトゥー・ヘナアート)」とはヘナ(指甲花)という低木の葉を乾燥させて粉末状にしたものを水やオイルなどでペースト状にし、コーンと呼ばれる絞り袋に入れて体に模様を描いていくボディアートのこと。その発祥は古く、インドを中心にイスラム圏やアフリカなどでも親しまれています。
例えばインドでは結婚式やお祭り事が行われる時に描かれていることが多く、「家族の幸せ」や「災難から身を守る」などのお守りや祈りの意味合いがあります。
最近では欧米などでファッションのひとつとして取り入れられています。
メヘンディアートはどのくらいもつの?
メヘンディは、時間を置けば置くほどハッキリときれいな紋様が肌に染まっていきます。ペーストをはがした直後はオレンジ色ですが、1~2日かけて次第に濃い茶色に変わっていき、だいたい1~2週間ほどで自然に消えていきます。色の濃さや消えていく期間は、個人差や描く部位によって違ってきます。
マタニティフォトでメヘンディアートを描く場合、人気デザインやおすすめはありますか?
おへそを中心に曼荼羅模様のように広がっていくデザインや、お花や蝶をちりばめた流れるようなデザインが人気です。またママとパパのイニシャルや二人の思い出のものをデザインに取り入れたりするのもおすすめです。
ここでGalay Lagaanaのマタニティメヘンディアートのベスト3を発表しましょう!
<人気ランキング>
1位 アラビックデザイン
2位 曼荼羅風デザイン
3位 アクセサリー風デザイン
インドの民族衣装を着てマタニティフォトを撮影
Galay Lagaanaではマタニティメヘンディの撮影プランがあります。インドを訪れるたびに、るみちさんが買い付けてきた色鮮やかな民族衣装を着た姿を女性カメラマンが撮影してくれます! エキゾチックな衣装とお腹にはメヘンディアート。一味違うマタニティフォトの完成です。
※本記事は一部アーティスト自身のホームページ及びブログより引用しております。
そして、るみちさんにメヘンディアートへの想いをお聞きしました…
大好きなインドに関係したメヘンディのお仕事ができてとても満足しています。また私が描くマタニティメヘンディで妊婦さんが幸せな気分になってくれるのがうれしいです。
これからはもっとデザインの幅を広げていって頭の中に抱えているデザインの引き出しをさらに増やしていきたいと思っています。日々の気分によって細かい緻密なデザインにむらがでないよう技術を突き詰めて、お客様に美しいデザインを提供していけるよう頑張りたいと思います。
施描の流れの流れを簡単にご案内
サロンご到着から、お帰りまでに約2時間前後の予定です。
【1】打ち合わせ 10分~20分ほど
タンポポ茶を飲みながらメヘンディアートのデザインについてヒアリングします。
【2】メヘンディアートスタート 60分ほど
るみちさんと楽しいお話しをしながら癒しの時間を過ごしてください。
【3】ヘナペーストを乾かします 30分ほど
ヘナペーストを充分に乾かさないと持ちが悪くなってしまいます。
【4】テーピング
ヘナが落ちないようにテーピングでガードします。
【5】終了
お疲れ様でした。サロンでの施描はここで終了となります。
【6】テーピングをはがします
6~8時間ほど置いてからテーピングをはがすと、メヘンディアートが肌にしっかりと描かれています。
(ひとこと)
メヘンディアート、いかがでしたか。とても神秘的でエキゾチックな美しさにうっとりしてしまいました。
ヘナ自体の歴史は長く、世界三大美女のかの有名なクレオパトラが髪や爪を染めるために使っていたとも言われているそうです。
色もデザインも落ち着いているのでオトナママにはおススメです。さらに魔除けの意味もあるのでマタニティママも安産祈願として是非是非トライしてみてください。もちろん民族衣装を着てほしい!
取材の終盤にるみちさんが「ぜひメヘンディアートを体験してください」と嬉しいお言葉。メヘンディアートに興味アリアリだった私は遠慮もせず即OK(笑)。さまざまなデザインから派手でもなく地味でもない、蓮のデザインをチョイス。るみちさんとするほんわかしたおしゃべりをしながらメヘンディアートを肌に描いてもらうと、あら不思議とっても心地良い、まさに癒しの時間!
週末に何人かの友人と会ったのですが、誰もが「かわいい!」と言ってくれました。メヘンディアート、女性の心をわしづかみです。