- 2024-11-19
冬というと、あまり花の咲くイメージがないかもしれませんが、冬にも素敵な花がありますよ。
冬の寒さの中でも、素敵に咲く花にちなんだ名付けもいいですよね。
寒い時期をぱっと明るくしてくれる【すいせん】
白や黄色のかわいらしい花を咲かせるスイセンは、冬の寒い時期をぱっと明るくしてくれますね。1月生まれの誕生花でもあるんです。
漢字では「水仙」と名前らしくはないのですが、スイセンを由来とした「スイちゃん」という名前もかわいらしいですよ。
- すい
- 翠(すい)
- 彗(すい)
冬にも咲く【蘭】
蘭が冬の花?と思うかもしれませんが、たくさんの種類がある蘭の中には冬に開花を迎えるものもあります。
「蘭の女王」として知られるカトレアも、10月から2月に見頃を迎えるんですよ。
蘭全体としての花言葉は「美しい淑女」「優雅」と、女の子の名前にぴったり。
一方で、日本・中国で古くから親しまれているキク科の「フジバカマ」という植物を指すことも。論語で書かれた「蘭」というのはこちらを指しており、日本でも和歌などで多く詠まれています。
- 蘭(らん)
- 蘭子(らんこ)
- 鈴蘭(すずらん)
- 星蘭(せいらん)
- 優蘭(ゆうらん/ゆらん)
繊細でかわいらしい【柊】(ひいらぎ)
木偏に冬、とわかりやすいように、冬に花をつける柊(ひいらぎ)。
繊細でかわいらしい花をつけますが、花よりもギザギザした特長のある葉や、小さな赤い実の印象が強いかもしれません。そう、クリスマスによく飾られますね。
男の子にも使われることの多い漢字ですが、中性的な名前をつけたい方や、女の子らしい漢字と合わせるのもおすすめです。
「冬」という字から「とう」と読みがちですが、本来この字に「とう」という読み方はないので注意してくださいね。
- 柊子(しゅうこ)
- 柊花(しゅうか)
- 柊莉(しゅうり・しゅり)
- 柊音(しゅうね)
【椿】(つばき)
1月から3月頃に見頃を迎える「椿」も、冬に春の訪れを感じるような存在です。
そのまま「つばき」ちゃんで女性らしく、かわいらしい名前ですね。
ただ、花がまるごと落ちることから、縁起がよくないとする考え方もあるようです。元来は「松竹梅」のようにおめでたい花とされていたものですので、考え方次第ですが、木にする方は避けたほうがいいかもしれません。
【菫】(すみれ)
ひらがなでも、漢字でもかわいい「すみれ」ちゃん。
すみれは春の花というイメージもありますが、三色菫としても知られるパンジーなどは冬から咲き始めますし、違和感のない名付けです。
冬×花で…
冬生まれのお子さんに、花のイメージの名前をつけたいなら、冬をイメージする漢字と「花」という字の組み合わせはいかがでしょうか。
特定の花ではありませんが、季節を感じられて、花のイメージもあるかわいらしい名前になりますよ。
- 冬花(ふゆか・とうか)
- 雪花(ゆきか)
- 六花(ろっか・りっか)※
- 白花(しろか・きよか)
※六花は雪の結晶を表します。
いかがでしたか?
寒い季節ということで、冬に咲く花で名前に使いやすいものは決して多くはありません。
でも、冬ならではの雰囲気を感じられる名前もたくさんありますよね。
花そのものから少し視点を変えてみても、いい名前があるかもしれません。みなさんもぜひ参考に考えてみてくださいね。