- 2024-11-19
作物が豊かに実る秋、凛(りん)とした美しさに包まれる冬。
そんな季節に生まれる女の子なら、季節に実る果実の名前もいいですね。
秋や冬に実る果実はたくさんありますが、響きや意味から、女の子の名前につけたい「秋冬の果実にまつわる女の子の名前」をご紹介します。
たくさんの実がなる【栗】
秋といえば、たくさんの実がなる「栗(くり)」を連想してしまいます。「栗」の字は、実が落ちて木の上にいがが残った様子を表しています。
かわいらしい響きから、女の子にぴったりの名前がありますよ。
名づけでは「くり」と読む名前がポピュラーです。
- 栗華(くりか)
- 美栗(みくり)
- 栗実(くりみ)
- 栗子(くりこ)
- 栗奈(くりな)
- 栗乃(くりの)
カワイイ響きの【かりん】
「花梨(かりん)」も、秋の果物。古くから生薬として親しまれて来ました。
「かりん」ちゃんという響きは、女の子ならではのかわいらしさがあります。
響きから名付けたいときにぴったりの名前です。
- 林(かりん)
- 果凛(かりん)
- 佳林(かりん)
- 佳凛(かりん)
- 夏琳(かりん)
- 香鈴(かりん)
同じ響きでも、組み合わせる言葉の意味で込められる願いが異なります。
「花」の文字を入れて花のように華やかな人になるように、という願いや清楚なイメージの言葉を組み合わせて、女の子らしく育つように、という願いが込められます。
冬といえばミカン
冬といえばミカン!
「蜜柑(みかん)」と書き表すように、ふんだんに果汁が含まれる様子は、豊かな実りの象徴です。
かわいらしいイメージで女の子向けの言葉ですね。
2004年に人名漢字に追加されており、「かん」の読みで使われることが多い文字です。
- 柑奈(かんな)
- 柑菜(かんな)
- 実柑(みかん)
- 美柑(みかん)
- 柑乃(かんの)
その他には、「柑恵(かえ)」や「久実柑(くみか)」のように「か」と読むパターンもあります。
ほっと体を温めてくれる【柚子】
黄色く熟した「柚子(ゆず)」は、冷えた体を温めてくれる柚湯でも親しまれています。
いつまでもみずみずしい感覚を持った人に、という意味が込められます。
そのまま「ゆず」ちゃん、としても、響きがかわいらしく、女の子にぴったりですね。
- 柚(ゆず)
- 柚子(ゆずこ)
- 柚希(ゆずき)
- 柚葉(ゆずは)
- 柚菜(ゆずな)
その他にも「柚」を「ゆ」や「ゆう」と読ませるパターンもあります。
- 亜柚(あゆ)
- 真柚実(まゆみ)
- 柚真(ゆま)
- 柚月(ゆづき)
- 柚美(ゆみ)
- 美柚(みゆう)
- 柚希(ゆうき)
- 柚奈(ゆうな)
そのほかの秋冬の果実
ほかにも、秋冬の果実で女の子の名前にぴったりなものがありますよ。
なつめ
秋に旬を迎える「なつめ」は、干して漢方に用いられることもある栄養満点の果実。
「棗」の字は名づけには使えないので注意しましょう。
ひらがな書きの名前にぴったりの「なつめ」ちゃん。他にも「夏芽」や「夏梅」と書くのも女の子らしいイメージです。
希初(きうい)
冬に旬を迎えるキウイの品種もあります。個性的な響きは、男の子でも女の子でもぴったりですね。
椎奈(しいな)
ドングリの実を付ける「椎(しい)」の木から取った「しいな」ちゃんも秋ならではの素敵な名前です。
胡桃(くるみ)
秋には木の実がたくさん収穫されますが、中でも「くるみ」という愛らしい響きは女の子ならではの音。ひらがなで「くるみ」ちゃん、と書いても素朴なイメージです。
萩(はぎ)
実とは異なりますが、秋の七草のひとつ「萩(はぎ)」も風情があって良いですね♪
万葉集に数多く出てくる言葉なので、古風な名前にぴったり。そのまま「おはぎちゃん」、という名前でも親しみやすいですね。
「萩乃(はぎの)」や「美萩(みはぎ)」とすれば、女の子にぴったりの名前です。
実り多い秋冬の果実は女の子の名前にぴったり♪
いかがでしたか?
秋冬に実る果実を中心にご紹介しました。
秋は実り多い季節。冬に実る果実は、みずみずしい香りで爽やかです。
四季折々の果実の名前は、語感やイメージも女の子にぴったりのものがいっぱい。
ぜひ参考にしてみてはいかがでしょう。