2015Aug3
薬は飲んでいいの?妊娠中に風邪をひいた時の対応策

  • 2015-8-3

エアコンでの夏風邪、乾燥する冬にはインフルエンザ、気温差が激しい季節の変わり目など妊娠中に風邪をひいてしまう危険は多いですね。妊婦は風邪薬を飲んではいけない、とよくききますが実際はどうなのでしょうか。今回は妊娠中の風邪についてご紹介します。

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妊娠中に風邪をひいてしまったら

かかりつけの産婦人科の先生に相談しましょう。病院を受診すればお薬を処方してることが多いので必ず受診しましょう。

市販の薬は飲んではダメなの?

一概にすべての市販薬がNGというわけではありません。ただ、妊娠週数ごとに影響がありますのでその点を注意しましょう。
また、風邪を引いて辛い症状が続く場合はかかりつけのお医者さんに電話で問い合わせをして指示を仰ぎましょう。また「葛根湯」は漢方なので妊婦さんでも安心して飲んでもよいといわれていますが、安易に飲まずにあらかじめ医師や薬剤師のアドバイスをきいてください。

妊娠0~3週
妊娠に気が付いてないことが多い時期ですので、市販の風邪薬を飲んでしまうこともあると思います。
ただこの時期の市販薬は影響がないといわれているので安心してください。

妊娠4~7週
すでに赤ちゃんの中枢神経をはじめ主な器官が形成しはじめる時期ですので市販薬の服用はやめましょう。
もし服用してしまった場合は産婦人科の先生に相談してください。

妊娠8週~15週
主な赤ちゃんの形成ができあがっている時期ですので薬の影響はほぼないといわれていますが、まだ形成されていない部分もあるので薬の服用は極力しない方がよいです。

妊娠16週以降
安定期に入っているのでかかりつけのお医者さんの指導のもと服用しましょう。

妊娠中に風邪を引かないようにするには!

自分以外にもお腹の赤ちゃんに関わってくるので、風邪を引かないよう日々気を付けて生活するしかないです!

★のど飴をなめる

喉がいつもと違う感覚でしたら「のど飴」をなめるようにしましょう。
ただ、市販されているのど飴には、妊婦に合わない成分が含まれているものもあるので
薬剤師やかかりつけのお医者さんに相談しましょう。

★人がたくさんいるところに行かない

人ごみが多いところに行く場合は極力マスクをして予防しましょう。
常に手ぴかジェルなどを持って感染症の予防に努めましょう。

★手洗い、うがいを徹底する

風邪やインフルエンザの対策として、うがいと手洗いをこまめにする習慣を心掛けましょう。
うがい薬を使うなどして風邪対策はマストですよ!

★インフルエンザの予防接種は受ける

インフルエンザワクチンは妊娠中でも影響はないので、妊娠中でも予防接種は受けても構いません。

★日頃から風邪に効く食べ物を摂取する

栄養バランスのとれた食事をとって風邪を引かない身体を作りましょう。
風邪予防おススメ食材:かんきつ類、じゃがいも、ネギ、にら、にんにく、うなぎなどを食べる様に心掛けましょう。

【ちょっとひとこと】
筆者も妊娠6ヶ月ぐらいの時に見事に咳風邪をひいてしまい辛い思いをした経験が。
咳風邪だと咳をする度にお腹の赤ちゃんに振動が伝わってしまいそうで、ドキドキしてました。

咳があまりにひどかったのでかかりつけのお医者さんに薬を処方してもらって気分的にも薬を飲んですっきりした思い出があります。妊娠中は風邪を引かないのが一番ですが、万が一引いてしまったら早めに病院に行って気分的にも身体的にも楽になってくださいね。

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