- 2015-7-31
- 妊娠
夏休みに入りお互いの実家や旅行などで飛行機を使う場合がありますよね。妊娠は病気ではないですが妊娠中で飛行機に乗ることはかなりの不安が募ります。ここでは妊婦が飛行機に乗る際の注意点についてまとめてみました。
妊婦はいつから飛行機にのってよいの?
■妊娠初期
・妊娠4ヶ月まで(1週~15週)
妊娠がわかってから飛行機に乗ってはいけないということはありませんがつわりなどがひどい、本調子ではないなどちょっとでも不安材料がある場合は安定期になるまで飛行機に乗るのは避けた方がよいと思います。
また安定期にはいってもつわりがおさまっていなかったり妊娠中毒症などの症状がある場合も飛行機を乗るのは極力避けましょう。
■妊娠中期
・妊娠5ヶ月~7ヶ月(16週~27週)
安定期にはいって健康状態や気分も落ち着いている場合は飛行機に乗っても問題ないと思います。
妊娠中期から飛行機に安心して乗れる時期に突入しますよ、チャンス!
ただ念のため病院の先生に相談してくださいね。
■妊娠臨月
・妊娠8ヶ月以降(28週~)
臨月に入ると破水、早産の可能性もありますので飛行機に乗ることは控えた方がよいかと思います。
飛行機が飛び立ってしまうと密室状態ですし、すぐには着陸はできませんから。
■では、各航空会社の規定はどうなっているの?
日本の航空会社は「出産予定日を含め28日以内のお客様は同意書の提出が必要です。」となっています。
ですので妊婦が飛行機に安心して乗れる時期は、妊娠中期から臨月前までとなります!
航空会社の同意書などは国内便・国際線かによっても異なりますし、航空会社によっても異なりますので要注意です。
また妊婦向けに様々なサービスが設けられているので各空港会社のホームページをチェックしてみましょう。
★ANA
妊婦が飛行機に乗る際に注意したいこと
★主治医に必ず相談
飛行機に乗ることが可能かどうか主治医に必ず相談してから判断するようにしましょう。
★マスクは忘れずに
飛行機の中はとても乾燥していますのでマスクをして乗る事をおススメします。またインフルエンザや風邪の予防にもなりますので。
★座る座席について
妊娠中はトイレが近いので座席はトイレに行きやすいように通路側がおススメです。
また、万が一緊急脱出時が発生した場合を考えて非常口座席以外の席に座るようにしましょう。
★エコノミー症候群への回避
妊婦はエコノミー症候群になりやすいので7、8時間かかる長時間のフライトの場合はこまめに飛行機内を歩いたりして同じ姿勢のままにならないように注意してください。
★リラックスした服装で
座席に座っているので体、お腹を締め付けないリラックスできる服装で乗りましょう。また妊娠中はただでさえ足がむくみやすいのでフライト時は靴などを脱いで楽な状態でいてください。
★その他
アテンドさんに言えばクッションや毛布なども貸してくれますので楽な姿勢でいられるように心掛けましょう。またシートベルトは子宮を圧迫しないように毛布の上からベルトを締めると辛くありません。