- 2015-11-2
妊娠するとつわりやお腹が大きくなってきてどうしても妊娠前のように家事などができなくなってきてしまいますよね。核家族や働く女性が多くなった今、やはり頼めるのはダンナさんしかいない状態・・・「うちのダンナさまはだめよ~」なんて思ってるあなた、その考えが妊娠中や出産後の夫婦関係に大きく影響してくるかも知れません!今回は旦那さんの教育について考えていきましょう。
●ダンナさんを教育をする前にすること
お腹の中に赤ちゃんがいる妊婦さんと違いダンナさんは父親になる実感をあまり感じることができないと思います。なので妊娠期から一緒に胎児の成長を楽しみ「赤ちゃんが無事にうまれる」という意識づけをする必要が大事です。
そのためには一緒に検診にいってエコーを見る、心音をきかせる、胎動を感じる、または赤ちゃんの状況やあなたの体の変化を夫婦で話すのはどうでしょうか。夫婦で同じ目標を持ってゴールに向かうことがとても大事なのです。これがこれからの長い子育てにもきっと通じていくはずです。
●ダンナさん教育をするタイミングは?
重要なのは教育をするタイミングです。ダンナさんに諸々の教育をするタイミングは環境がかわる以下の3つがベストではないかなと思ってます。
◆教育するグッドタイミング
1.ラブラブ新婚時期
2.専業主婦の奥さんが働きに出る前
3.幸せ全開、妊娠時期
そうなんです!まさに妊娠中の今がダンナさんの教育をするのはグッドタイミングなのです。
では、妊娠~出産までにダンナさんに<実践してもらいたいコト>と<知っててほしいコト><やってほしいコト>をあげてみましょう。
<実践してもらいたいコト>
・検診に同伴してもらう
女性は大きくなっていくおなかに赤ちゃんの成長を感じながら出産を迎えることができますが、男性であるダンナさんは妊娠中~出産までなかなか実感が持てない生き物なのです(笑)。
あなたがママになる過程を実感してもらうために妊婦健診に一緒に行きましょう。初めてのエコー、心音、心拍をきいたらほとんどのダンナさんが新しい命に感動してくれることでしょう。ファーストステップはお腹の赤ちゃんが誕生したことを実感してもらうことです。
・両親学級、父親教室に参加してもらう
最近では産婦人科や自治体で両親学級、父親教室を実施しているところも珍しくありません。
この学級は「マタニティママについての心と体の変化」を勉強してサポートすることができるようにするためのものなので、まさに有効なお教室なのです。
主な内容は・抱っこの仕方・おむつ交換・沐浴(入浴)などなど育児の基本となることが多く、この学級を受けているか、いないかではママの体の変化の認識や育児の即戦力としても大きな違いがでてきそうです。
プレママも母親学級で参加するとママ友ができますよね。プレパパも同じで父親学級でパパ友ができる人も多いとのこと。そうなると出産に向けて色々な情報交換もでき、出産や育児に協力的になるプレパパもいるそうですよ~。
・出産に立ち合いしてもらう
何よりも効果があるのは出産立ち合いではないでしょうか。やはり我が子の誕生の瞬間に立ち会えるのは『感動』の一言!しかないと思います。もちろん出産の痛みに耐えるあなたには尊敬と感謝の念が生まれるはずです。
次にダンナさんに(1)~(5)の<知っててほしいコト>をキチンと伝えておきましょう。言わなくてもわかるはず、なんて思っていると後で泣きを見るのはあなた自身です。
<知ってってほしいコト>
1.妊娠初期はつわりで食欲がなくなること
2.安定期に入るまでは流産の危険があること
3.お腹が大きくなると動きに制限がでてくること
4.精神面で不安定になることがあること
5.肩こり、腰痛、こむら返し、むくみなど体調面でつらいこと
ではダンナさんに具体的にしてほしいこと、考えを改めてほしいことをまとめてみました。
<やってほしいコト>
★思いやり編
妊娠中のあなたにダンナさんのさりげないやさしさがあってこそ夫婦の絆を深めることができます!
・重い物を持ってもらう
→重い物を持つときはついお腹に力が入ってしまいます。妊婦がお腹に必要以上の力を入れることはよくありません。特に妊娠初期は大丈夫と思っても流産などに危険があるので注意しましょう。
また妊娠が分かったらゴミ出しは旦那さんにお任せして、重い食品などの買い物はお休みの日に一緒に買いにいきましょう。
・高いところにあるものを取ってもらう
→キッチンの棚など高いところにあるものを取る時に妊婦はバランスを崩しやすいため転びやすいです。無理をせずダンナさんにお任せしましょう。
・たばこをやめてもらう
→妊婦の前で煙草を吸うことはお腹の赤ちゃんにとってもよくないことです。もしダンナさんが喫煙者なら妊娠を機にたばこをやめてもらうことはできるか、それとなくきいてみるのはどうですか。それが無理そうなら家の外などで吸ってもらうルールを作っておいてください。
・靴をきれいに揃えてもらう
→お腹が大きくなるとしゃがむ姿勢がとれなくなるので、旦那さんに靴を揃えてもらうようにしましょう。
★精神面編
妊娠中はマタニティブルーなどがありメンタルが不安定な状態があります。ささいなことで泣いてしまったり、いつも不安だったり・・・ダンナさんのフォローがなにより大切なのです。
・早く帰ってきてもらう
→ひとりで家にいるとすごく心細いですし、臨月時期は早産や破水することもあるので極力早く帰ってきてもらいましょう。
・体をいたわってもらう
→妊娠すると腰痛、肩こり、こむら返し、むくみなど体が悲鳴をあげる事も多々あります。そんな時はダンナさんにマッサージをしてもらってください。夫婦のスキンシップになって一石二鳥です!
「これからは当たり前!ダンナさんがあなたの体をマッサージしてくれる」
・メールを頻繁にいれてもらう
→つわり時期などは家で過ごすことも多いので1日誰とも話さない!ということもあったりします(汗)。そんな時ダンナさんからの何気ないメールや帰るコールがあると嬉しいものです。
・不安な気持ちをきいてもらう
→妊娠中は不安になってしまうことが多いです。赤ちゃんのこと、仕事のこと、産後の子育てのこと、お金のこと・・・。何か不安に思うことがあったら妊娠中から正直な気持ちをぶつけてみましょう。これからの子育てにきっと役立つはずです。
★家事編
・料理をできるようにしてもらう
→出産後、赤ちゃんのお世話に多忙なあなたは料理を作るどころではないと思います!でも母乳のためにも食事はしないといけません。そんな時、あなたにかわってダンナさんが簡単な料理を作ってくれるとありがたいですよね~。
・洗濯物を干す、食事あとかたづけ一式をしてもらう
→毎日は無理だとしても早く帰ってきた日や休日にやってもらえるととても助かる家事です。ベランダが2階にある場合は重い洗濯物を持って階段を上り運ぶことはとても危険ですし、食器洗いもキッチンでの立ち仕事になるので冬場は冷えもあって妊婦には辛いはずです。
・お風呂そうじをしてもらう
→妊娠後期になると浴槽を洗うポーズがとてもつらくなりますし、足を滑らせたりする恐れもあります。お風呂に最後に入るのがダンナさんが多い場合は、そのままお掃除をしてもらうのはどうでしょうか。これなら夜遅く帰宅しても毎日のお風呂掃除はダンナさんがしてくれることになりますから。
これからは当たり前!ダンナさんがあなたの体をマッサージしてくれる
『パパフィット』って知っていますか?
妊婦ママの体をダンナさんがストレッチトレーナーなって、ほぐしてあげることです。マタニティ&ベビーフェスでも大人気な『パパフィット』。ネーミングもかわいいですね。
<パパフィットの効果>
『パパフィット』をする目的は、妊娠中から産後にかけてマッサージをしてあげることでママを楽にしてあげることができます。めちゃくちゃスキンシップもあるので体のメンテだけではなく夫婦のラブラブ度もあがりますね。
また、ダンナさん産後のママの体を理想にボディにするトレーニング法を理解して、夫婦で一緒に耐えられる筋力を高めていくことができるのです。
うーん、夫婦の絆が深まっていい事だらけの『パパフィット』、ぜひチャレンジしてはいかがですか~。
『パパフィット』問い合わせ:一般社団法人 日本マタニティフィットネス協会
http://www.j-m-f-a.jp/
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(おまけ)
有名人でも巷で『イクメン』と思われている人は誰か?私自身の独断と偏見で発表しちゃいます!
★アンガールズの山根良顕さん
山根さんのインスタは今年5月に生まれた娘のさんの成長記録となっていて奥さんと一緒にがんばっている姿がほほえましいです。
前からいい人ぽかったけどやっぱりいい人ですね(笑)
https://instagram.com/ungirls_yamane/?hl=ja
★藤井隆さん
なんか最近テレビであまり見かけないと思ったら育児中心の生活をしているからだとか。なんかこの人も欲がなくていい人ぽいな。奥さんの乙葉からとても家族思いなイクメンと評されるほど育児に積極的なんだって。
★東山紀之さん
奥さんの木村佳乃さんの姉夫婦と「二世帯住宅」してるんですって。もうそれだけで育児に励んでそうなイメージですよね。
ジャニーズなのに意外に育児や家族のことをオープンに話したりしてるし。奥さんもお笑い番組にでてるのを見るとサバサバしていて好感度高し。
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