2025Oct3
薬は飲んでいいの?妊娠中に風邪をひいた時の対応策

  • 2025-10-3

エアコンによる夏風邪、空気が乾燥する冬のインフルエンザ、そして気温差が激しい季節の変わり目など、妊娠中に風邪をひいてしまうリスクは意外と多いものです。「妊婦さんは風邪薬を飲んではいけない」という話をよく聞きますが、実際はどうなのでしょうか。今回は、妊娠中の風邪への対処法についてご紹介します。

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妊娠中に風邪をひいてしまったら

まずは、かかりつけの産婦人科の先生に相談しましょう。病院を受診すれば、妊婦さんでも服用できるお薬を処方してもらえることが多いので、無理をせず早めに受診することが大切です。

市販の薬は飲んではダメなの?

一概にすべての市販薬がNGというわけではありません。ただ、妊娠週数によって赤ちゃんへの影響が異なるため、自己判断での服用は避けましょう。
鼻水や咳など辛い症状が続く場合は、まず産婦人科に電話で問い合わせをして指示を仰いでください。また、「葛根湯」は漢方なので安心だと思われがちですが、成分によっては注意が必要な場合もあります。安易に服用せず、あらかじめ医師や薬剤師のアドバイスを聞くようにしましょう。

妊娠0~3週
妊娠に気が付いていないことが多い時期ですので、市販の風邪薬を飲んでしまうこともあるかもしれません。
しかし、一般的にこの時期の薬の服用は、赤ちゃんへの影響はないといわれているので安心してください。

妊娠4~7週
赤ちゃんの脳や脊髄などの中枢神経をはじめ、主な器官が形成され始める非常にデリケートな時期です。市販薬の安易な服用は控えましょう。
もし既に飲んでしまったという場合は、早めに産婦人科の先生に相談してください。

妊娠8週~15週
赤ちゃんの主な器官の形成はほぼ終わっている時期ですが、まだ発達途中の部位もあります。薬の影響は少なくなるとはいえ、服用は極力控えるのが望ましいでしょう。

妊娠16週以降
安定期に入っています。どうしても症状が辛い場合は、かかりつけの医師の指導のもと、処方された薬を正しく服用しましょう。

妊娠中に風邪を引かないようにするには!

ママの体調は、お腹の赤ちゃんの発育にも関わってきます。風邪を引かないよう、日頃から予防を徹底した生活を心がけましょう!

★のど飴をなめる

喉に違和感がある時は、早めに「のど飴」を活用しましょう。
ただし、市販ののど飴の中にはハーブなどの成分が含まれているものもあります。心配な場合は、薬剤師やかかりつけの医師に相談して選ぶと安心です。

★人が集まる場所を避ける

人混みに出かける際は、必ずマスクを着用して予防しましょう。
外出先でもこまめに手指の消毒ができるよう、携帯用の除菌グッズなどを持ち歩くのも有効な感染症対策です。

★手洗い、うがいを徹底する

風邪やインフルエンザ対策の基本は、こまめな手洗いとうがいです。
帰宅時はもちろん、食事の前などにも習慣化しましょう。うがい薬を併用するのも効果的ですよ!

★インフルエンザの予防接種を受ける

インフルエンザワクチンは、妊娠中のどの時期であっても赤ちゃんへの影響はないとされています。重症化を防ぐためにも、予防接種を受けておくことが推奨されています。

★日頃から栄養のある食べ物を摂取する

栄養バランスの取れた食事を心がけ、免疫力を高めましょう。
風邪予防におすすめの食材として、ビタミンC豊富な「かんきつ類」や「じゃがいも」、体を温める「ネギ」「ニラ」「ニンニク」などを積極的にメニューに取り入れてみてください。

【ちょっとひとこと】
筆者も妊娠6ヶ月の頃に咳風邪をひいてしまい、とても辛い思いをした経験があります。
激しく咳き込むたびにお腹の赤ちゃんに振動が伝わってしまいそうで、ずっとドキドキしていました。

最終的にはかかりつけの先生に処方してもらったお薬で快方に向かい、気持ちも体もスッキリしたのを覚えています。妊娠中は予防が一番ですが、万が一体調を崩してしまったら、早めに病院へ行ってプロの力を借りてくださいね。

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